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増井真也日記

増築を伴うリフォームを検討中のYさん打ち合わせ。

2021/07/14

午前中、東京都杉並区にて増築を伴うリフォームを検討中のYさん打ち合わせ。色々と検討した結果ますいいにご依頼いただくことになったということで、久しぶりの打ち合わせに出向いた。クライアントは設計事務所にお勤めの方である。これはまさに「自分の家は自分で設計する」のパターンであり、僕たちの家づくりにはぴったりと言える。

ますいいリビングカンパニーという会社は、日本の家づくりをもっと自由にしたいという思いで発足した。家を建てようと思うと、普通の人はまず建売の広告を見たり、住宅展示場に行くくらいしか情報源がない。地元の工務店に依頼しようと思っても、一体どこにあるのの状態なわけだし、では建築家に依頼しようと思ってもなかなか敷居が高いのが現実である。情報社会、不要な情報はゴミのように溢れていてもいざ誰かに頼ろうとするとやっぱり悩んでしまうという社会の中で、少しでも自由な家づくりに向けたお手伝いをしたいという思いでスタートしたのがこの会社というわけだ。

僕はカヤックを趣味にしている。カヤックを上手くなりたいなあと思ったときに、一体誰に相談したら良いのか悩んだ時の感覚はちょっと近いような気がする。初めて体験したのは川治温泉の体験であった。これは静水でレクリエーションカヤックを漕ぐ程度のもので、本当の初心者体験であった。次に体験した中禅寺湖はなかなかのスリルであった。ここでは雷が鳴る中禅寺湖の対岸まで渡ったのだけれど、ガイドさんのネパール人と日本人の二人組は大して気にしている様子もなかったものの、落雷の危険がそれなりにあったような気もする緊張感を伴う物であった。でも何かが違うなあと感じて、ネットを検索し、電話をして実際に話をしてみて、なんとなくここかなあという直感のもと出会ったのがカエルアドベンチャーの斉藤さんだった。初めて行った時は10名のグループに混ぜていただき、これまた体験程度の川下りをしたのだけれど、それでも沈1回のハプニングもあるなかなかの体験であった。
それから10回ほど通っただろうか、プライベートで参加し中級者が下るコースに案内され、初めての沈を経験し、今ではロールの練習をするまでになってきている。ロールの練習は大変だし、体力も使うのだけれどでもそれが楽しくて川下りをしているのだから、ときに厳しく自分をそこに導いてくれる斉藤さんの指導はやっぱりとてもありがたい物なのだ。

自由な家づくりも川下りと同じだと思う。めちゃくちゃにやっていてもなかなか上手くはいかないので、やっぱりこうあるべきの方向に導いてくれる僕たちは必要だし、上手くいくような設計を初めからするというテクニックも必要だ。どう考えても初心者が乗り越えることができないようなライン採りをすることなく、でも少しの背伸びはしてみるという感覚もとても近いように思える。さてさて、今日の午後契約をしたワイワイさんは川口市で子育て支援をしている方達である。この建物の2階をたったの100万円でリフォームをする、つまりはセルフビルド満載で綺麗にしようという計画を始めることとなった。お客様を沈させることなく最後まで導くことが僕たちの使命、なかなか大変そうな旅だけれどしっかりと漕ぎ進めたいと思う。

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