今日はひどい雨だ。昨日の夜から降り続いているが、全国的に、特に西日本で被害が出ている。数年前から聞くようになった線状降水帯という言葉がまた今年も現れたかの、少々憂鬱な気分である。この帯は積乱雲の固まりを示すそうだが、ここまで頻繁にこういう雲が日本上空に形成されるようになったのも地球温暖化の影響なのだろうか。全国で160万人に向けて避難指示が出ているというが、そんなに多くの人々が一体どこに避難できるというのであろう。それもこのコロナの時代にである。密を避けての行動を促されているときに、人でごった返す体育館などに行きたいわけもなく、でも自分の家がもしかしたら水害に合うかもしれないと思えば、やはりどこかに逃げなければとも思うだろう。
毎年のように水害に遭っている地域もあるようだが、こういう場所に暮らす人はほとほと疲れていることだろうと思う。思い出のある故郷を簡単に離れる決心もつかないだろうが、でもこうも毎年被害にあえば暮らす場所を変える選択肢も現実のものとなるのかもしれない。人が暮らす場所の選び方を変える必要があるかもしれないというようなことを言ってみても、実際には東日本大震災級の災害でもなければそういうことは実現することは難しいだろう。先日、2070年までに熱波によって35億人もの人々が今住んでいる地域に住むことができなくなる可能性があるという研究が発表されたけれど、熱波でなく洪水を理由として移住を余儀なくされるような場所も多く出てくることだろう。世界で人口が増え続け、それを支えるエネルギーを消費して、経済という名のよく分からない仕組みを大回転させながら、地球環境を消耗する先にある未来は本当に心配である。これから作る住宅の姿は・・・、と考えるとやっぱり環境問題は避けて通れない。僕たちは今LCCM住宅を考えているけれど、ソーラーなどを利用しながらエネルギーを作る住宅を作ることに積極的に取り組んでいくつもりである。この雨ももう時期峠を越えるようだ。来週はきっと良い天気が帰ってくるだろう。