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増井真也日記

今日は数年ぶりの山に行った。

2021/10/03

今日は数年ぶりの山に行った。もう山など行くわけがないと思っていたのだけれど、地元の先輩に誘われてなんとなく行くことになって、でも今の弱った足では登れるわけもないので急遽ジョギングをしたりの準備をして、今日に至ったわけだけれどなんだか昔を思い出してのワクワク状態である。ザックや靴なども一式揃え、まさに中年山デビューとなったわけだが、怪我だけはしないように気を付けなければいけないな。

今日は会津磐梯山、八方台登山口から登るとそれほど大変な思いをしなくとも山頂まで辿り着くことができるコースを選択した。同行者は妻と先輩とアウトドア第ベテランのKさんである。この時期は紅葉が綺麗でたくさんの登山者がいる。流石にひさしぶりの登山なのでこれまでに経験したことがないくらいに疲れたが、多くの人に先に行ってもらいながらなんとか山頂までたどり着いた。足に力が入らない感覚・・・、これは流石になんとかしたい。体がふわふわ浮いているような状態、大地を掴んでいる感じがしない状態、危険な岩場だったらちょっと歩けない感覚である。

下りの途中で廃墟となった温泉宿を見た。1990年代後半に廃業したそうだけれどこの温泉は江戸時代に開業し、当時は多くの人に利用されていたそうである。こんな険しいところで宿を営むなど今の若者にはちょっと無理な発想だろう。理想郷と利便性や経済性の差異を楽しむ感覚がなければここでの温泉宿経営は不可能である。利便性ばかりを追求する現代社会において、そういうものから逃げるような暮らしをしていたある一定のヒッピーのような層は消滅してしまったようであるが、最近のコロナによってそういう層が再び復活してきたような気もするのがこれからの日本の楽しみなところだ。今の日本は東京を中心とするごく一部の地域を除きなんとなく対外経済力も衰え、まるでブータンやネパールの如き自然豊かな後進国の古き良き時代に戻ろうとしているような気もするのであるが、もしそうなってしまったとしてもそれはそれで人は幸せに生きていくことはできる道があると思うのであるが、そのためのヒントはまさにこういう暮らしや文化に隠されていると思うのである。社会制度は結局その時代の人々の思考の方向性によって作られるものである。今の日本の政治は少々昔の思考回路を持った人たちによって支配されているようであるけれど、次の世代の指導者たちが全てを決める時代にはまた違う方向の国づくりが行われるだろう。僕たちの考えが国の方向性を決める、そんな時代が少しづつ近づいてきているわけだからこそ、色々と考えていかなければいけないと思うのである。

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