新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
朝6時に家を出て、羽田空港へ。今日から6日までネパール視察の旅である。10時ごろのキャセイパシフィックでまずは香港へ向かう。昔はネパールまでの直行便を飛ばしていたらしいけれど、いまではなくなってしまったとのことである。中華料理などを食べながら乗り継ぎの3時間をつぶしてから、ゲートに移動するとすでに石山先生が一番前の椅子に存在感満載で座っている。早稲田大学のWのマークがついた帽子をかぶり、マフラーにコート姿の先生はいつもと変わらぬ威厳が漂う。まさか大学生のころおびえながら指導を受けた石山先生とこうして海外に同行するようなことになるとは思わなかったけれど、人とのつながりというのはどこからどうやって育っていくか本当にわからないものだなあと改めて思う。
約5時間ほどのフライトでカトマンズに到着した。すでに夜の11時、空港の外に出ると外は真っ暗だけれどまるで戦後のドヤ外のごとく活気がある。目をギラギラさせて少しでも観光客からお金を取ってやろうという輩がたくさんいる。勝手に荷物を持って行ってしまった二人組に感謝の言葉を投げかけると、50ドルよこせという。無視すると次は20ドル、仕方がないので1ドルだけ手渡すと、もう用は済んだという風に、にこにこしながら立ち去っていく。ドライバーになぜ渡したのかと尋ねられたので、お前の友達ではないのかと尋ねると、関係ないとの答えである。日本の戦後とバブルと同時に来てしまったような混乱状態である。これをテレビで見てもなんとも思わないけれど、でも生で触れると何とも言えないものを感じる。人の中にみなぎるパワー、欲望、猜疑心、・・・何と言ったらよいかわからぬけれどとにかく直接そういうものに触れた瞬間に、自分の中に眠っているものが動き出すような気がするから不思議であった。12時ごろゲストハウスに到着。なんだか妙に疲れたのでそのまま眠る。

写真は、無秩序に拡大していく都市の電力を供給している電線。停電が頻繁に起きる・・・当たり前である。