今日はTOEFLのテストを受けた。なんで50歳のおっさんが、と言われるかもしれないがこれには訳がある。実は来年4月から東京大学の博士課程に入学し、現在ものつくり大学の修士課程で行なっている左官の研究の継続研究を行うことを目指しているのだが、東京大学入学のためには英語の成績と設計の試験が必要なのだ。設計の試験はまあ大丈夫だろう。大丈夫でなければ困ってしまう。しかし、英語となると・・・、何十年ぶりの勉強だろうか。そもそも学生時代から、語学は正直言って得意分野ではない。語学と運動神経と音感みたいなものは、一種の遺伝的な得意不得意があると思うのだが、僕はそのどれもがあまり得意ではないのだ。昨年の12月に担当の先生と面談を行なった日以来、一応1日も勉強を欠かさず今日を迎えた。それなりの自信と不安を抱えながら試験会場に入ると、そこはもう体感したことのない異次元の世界だった。まず試験が一斉に開始されないことに驚いた。受付は先着順で、一人一人渡されたメモ用紙を読み上げて音声の登録を行うのだが、それが終わった人から順番に隣の部屋へと移る。その際には金属探知機を使ってポケットの中などに異物がないかを検査される。検査をパスすると、試験会場に入ることができるのだが、僕は最後から二番目だったからすでに30名ほどの受験生が試験を始めている状態だ。机に座り、リーディングの試験からスタートである。リーディングを終えてヒアリングに移る頃には、他の人がスピーキングの試験を始めた声が聞こえてくる。もうスピーキングまで進んだんだなあ、などと考えているうちに自分のリスニングが終わってしまって後の祭り、ほとんどまともに回答することができないまま終わってしまった。スピーキングとライティングはまあまあできた。試験が終わると一部の成績が公表されるが、さてさてこれはいかがなものであろうか。足切りの成績を超えることができたかどうかは最終的な結果を待たなければわからないけれど、ひとまずやるだけのことはやった。終了後、お茶の水まで歩いて昼食を食べ、本屋さんによって立ち読みをしてから家路についた。なんだか学生時代に戻ったような1日であった。