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増井真也日記

埼玉県蕨市にて工事中の古民家再生現場の上棟式を執り行った。

2025/09/17

今日は、埼玉県蕨市にて工事中の古民家再生現場の上棟式を執り行った。この現場は、築100年程度の古い古民家の再生工事である。多くの部材がシロアリなどの被害を受けて腐ってしまっているので、新しい部材と入れ替えるところがたくさんあって、この度だいたいの入れ替え工事が出来上がったところでの上棟式となった。

写真に写っている新しい柱には、森林認証材と書かれている。これはきちんと管理されている森林から、法律に則って適正に伐採し、製材された材料であることの証明である。この現場の構造材は、栃木県の鹿沼の森から切り出された桧と杉の丸太を、日光にある田村材木店さんで製材したものであるが、こんな風にどこどこの山の木を伐採して、製材して・・・と説明できる住宅が今の時代にどれだけあるだろうか。家づくりにはこういう物語がとても大切だと思う。市場で大量に売られている木は、どこで育ったかも、誰に切られたのかもわからない。柱に使う60年ものの檜は、60年前に今の山主のお爺さんが植えたものだ。代々大切に育ててきた木を、大切に製材し、最適な向きに建てられている(そういうことを考えているから、柱の刻印が全て玄関を向いている)柱だからこそ、なんか気持ちが良い、そんなことを感じる上棟式であった。

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