ホーム 増井真也日記 千利休が作ったとされる現存する茶室、待庵の壁はなげすさ仕上げという稲藁の袴の部位を押さえ込んだ意匠となっている

増井真也日記

千利休が作ったとされる現存する茶室、待庵の壁はなげすさ仕上げという稲藁の袴の部位を押さえ込んだ意匠となっている

2025/02/14

千利休が作ったとされる現存する茶室、待庵の壁はなげすさ仕上げという稲藁の袴の部位を押さえ込んだ意匠となっている。すさを投げつけて散らした意匠と聞こえるが、ほんとに投げるわけもなく一つ一つ丁寧に鏝で埋め込んでいったのだろうが知る由もない。この技法を左官の小沼さんに、我が家で試してもらった。もちろん小沼さんも初めての仕事、どうやって良いのやら、と考え込みながらの仕事であるが、なんとも楽しそうだ。下の写真は作業途中のもの。完了時にはほぼ見えなくなった藁が、時間と共に浮かび上がることを期待して伏せ込んでいく。「わらは円相に配置すると榎本さんが言っていたなあ・・・」と呟きながら作業する小沼さんの様子である。

TOP▲