今日は金沢青年会議所の茶道同好会の周年茶会に参加するために金沢に出向いた。会場は大樋美術館のすぐ横にある金城楼さんである。さすが金沢の老舗旅館である。大変素晴らしい会場で、金沢らしさを堪能しながら茶会に参加することができた。茶会では、普段お稽古でご指導している奈良先生が水屋にいるという、なんとも恵まれた環境である。これも金沢ならではの状況なのだろう。
途中で鈴木大拙館を見学した。ここは谷口吉生先生が設計をしたとても美しい建築である。僕はいつの頃からか谷口先生の作品がとても好きになった。水盤に向かう開口部に座ってしばらく眺めていると、心から「思索の空間」だなあの感である。水面に定期的に生まれる泡と波紋を心に浮かぶ雑念に重ね合わせながら、しばし自分と向き合う時間であった。
