今日は朝から川口市の錫杖寺さんにて行われた茶会に参加した。滋賀県の信楽という街から、杉本貞光さんという陶芸家が来て開いた茶会である。僕は主にお点前の係、1日で4回ほどのお点前をした。杉本さんは今年で89歳になるそうだ。信楽というとたぬきの置物が有名だけど、あれは天皇陛下がいらっしゃるのに合わせて作った記念品らしい。僕の家でも妻が隣町の、蒲生町の出身ということもあり、2匹のたぬきが玄関の前に居座っている。信楽という街は、瀬戸・常滑・越前・信楽・丹波・備前の6つの窯で作られる六古窯の一つで、町中に陶器屋さんが立ち並ぶけれど、近年はなんとなく元気がないようだ。僕も一年に一度は足を運ぶが、なんとなく人手が少ないなあという気がしている。杉本さんはそんな中で、多彩な技能で全国各地の焼き物を焼いている。もちろん土はご当地の土を取り寄せるそうだ。信楽の一つの時代を作るパワフルな作家さんである。ご一緒できて本当に光栄であった。