今日は秩父の丸山に登ってきた。道の駅あしがくぼに車を止めて、道の反対側のある集落を通り抜けて登山道まで。やがて登山道に入ると平日の秩父、ほとんど人がいない。つい先日近くの山の岩登りをしている方が熊に襲われた映像が世間で騒がれているので、なんとなく熊の存在を気にしながらのハイキングである。山道を歩きはじめるとすぐにお墓が現れた。浅見家の墓である。ますいいのスタッフの浅見くんは秩父の出だというが、この辺には浅見家がたくさんあるようだ。
山を降りると写真の土蔵があった。土蔵は穀物や大切なものを保存することにはじまっている。その昔穀物を保存するには二つの方法があった。一つは風による保存、もう一つは土の中に埋めることだった。土蔵の壁の厚さが30センチなのには理由がある。土の中の温度が一定になるのは約30センチの深さより深いところ、つまり温度を一定に保つ最低の厚みがそれなのだ。この屋根が二重に見えるのは、まず一つ目の屋根には土を葺き、その上に母屋と垂木と野地の下地を作ってもう一度瓦を葺いているからである。瓦屋根はは日常の雨から土蔵を守り、土葺きはいざという時炎から土蔵を守ってくれるのである。

