ホーム 増井真也日記 。完成した家には小沼さんをはじめとする左官職人の手の跡がふんだんに刻み込まれている。こちらは茶室の写真である。

増井真也日記

。完成した家には小沼さんをはじめとする左官職人の手の跡がふんだんに刻み込まれている。こちらは茶室の写真である。

2025/02/21

今日は東京都新宿区にて完成したNさんの家の引き渡しを行った。Nさんはますいいのモデルハウスを見ていただいて、左官の小沼充さんに惚れんこみ、左官の家を作ることにした。完成した家には小沼さんをはじめとする左官職人の手の跡がふんだんに刻み込まれている。こちらは茶室の写真である。天井には葦簀や網代を用いた。壁の土は小沼さんによる木摺下地の土壁仕上げである。木摺り下地というのは、古くは法隆寺金堂の内壁の下地に使用された構法で、杉の細材を柱や間柱に打ち付けたもので、そこに食い込む分を合わせると約30mmの厚さに土を塗ることができる。厚塗りの土というのは、写真ではわからないけれど実際に内部に入ってみるとその空間の質を重くする。会話の音の響き、湿度の調整と言ったものがその重さを生み出すのだと思う。これはますいいのモデルでも体験することができるのでぜひお越しいただきたい。

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