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増井真也日記

3畳の茶室

2025/08/11

3畳の茶室を作った。とても小さいけれど、思いの詰まった茶室である。リビングのすぐ横に配置されており、くぐりを通って部屋に入る。床柱にはこぶし、床框には檜のサビ丸太を採用した。天井には木曽アルテックさんで作っていただいた網代、葦簀を使い軽やかな仕上げとしている。天井の段差を止める壁止めは、杉の細丸太を使った。

狭い部屋では、あまり重苦しい天井はない方が良い。壁は木摺下地を用いた土壁仕上げである。木摺下地は木摺へのめり込みも入れると約30mmもの厚さを塗ることができるので、とても重厚感のある壁仕上げとなる。厚塗りだからって何が違うの?の疑問を感じる方はぜひますいいのモデルハウスにお越しいただきたい。写真ではわからない違いを誰でも感じることだろう。左官は小沼充さんだ。小沼さんの土壁はふわっと塗り上げることが特徴で、藁のスサがうっすらと見えている柔らかい仕上げである。小さな部屋で、固い砂壁のような仕上げをすると天井の話と同じように、余計に狭く感じてしまうのだ。

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