今日は埼玉県蕨市にて設計中のSさんの古民家改修工事の構造について、構造家の山辺豊彦さんと担当の鈴木さんと一緒に現場の確認を行った。築約100年ほどの古民家に増築をされているという典型的な住宅を、増築部分の一部を解体・減築して最も古い部分を再生するという計画である。既存の構造の状況をチェックするために、天井の一部に穴をあけ小屋裏を除いたり、床下を除いたりの確認を二時間ほど行い終了した。写真は床の間の様子である。部屋の壁は土壁の上に黒漆喰磨き、とこの中は土壁の上に紅葉絵のある砂壁仕上げとなっていた。この部分は解体してはいけないなあと、保存する方向での計画とすることにした。それにしても、こだわりの左官仕事である。これだけの仕上げを職人にさせることができたということは、よほど目利きの施主だったのだろうと思う。
