今日は森美術館で開催されている「私たちのエコロジー・地球という惑星を生きるために」を鑑賞した。決してジャーナリズム的な視点ではなく、アートを通して環境破壊に対するメッセージを送り続けてきたアーティストの作品が展示されているものである。写真はニナ・カネルの作品で、5トンものホタテの貝殻を敷き詰めた上を鑑賞者が歩くというものだ。ちょうど左官の中でも貝灰の研究をしている僕にはとても親近感を覚える作品であった。人類は古来より貝殻を焼いて石灰を作ってきた。それは漆喰として利用されたり、農業の消毒に利用されたりもした。毎年大量に廃棄される帆立貝の貝殻はすでに様々なリサイクル利用をされているが、こんなところで大量の帆立貝に出会うとは思っていなかったのでご紹介したい。
