フランス、パリから電車で300キロほど移動するとロンシャンという小さな町がある。第2次世界大戦によって礼拝堂が壊されてしまい再建を願う人々によってル・コルビジェに設計が依頼され現在の礼拝堂ができた。シェル構造の屋根を支える分厚い壁と、そこに開けられた無数の開口部から差し込む様々な色の光が特徴的な建築である。いわゆるコルビジェの近代建築の5原則から離れたとても個人的で恣意的な造形建築だが、僕はサヴォワ邸よりもやっぱりこちらの方が好きである。数年前に見に行ったきりだけれど、コロナが落ち着いたらもう一度行ってみたい場所の一つだ。