午前中、埼玉県蓮田市にて農業を営みながらゆったりとした田舎暮らしを楽しみたいというOさんご家族打ち合わせ。蓮田市という場所は東京から東北自動車道を使えば車で1時間ほどの郊外である。田んぼや畑が広がるとてものどかな地域で、見渡せば空が見えるとても暮らしやすい場所だ。Oさんご夫婦はもうしばらくは東京でお勤めの仕事があるけれど、数年後の退職、そしてその後の第二の人生を豊かにするための移転を考えたということであった。コロナを経験してテレワークという選択が普通になった今、郊外型の暮らしを楽しみたいという声はとても増えている。今回の計画はキッチンとダイニング、そして洗面室とトイレのリフォームである。蔵のある大きな農家を購入したので、一つづつ丁寧に手を入れながら暮らしやすい形に整えていきたいというOさんのご要望に寄り添えたらと思う。
埼玉県坂戸市にて作ったYさんの家は、農家というわけではないけれど田舎暮らしの事例である。市の保留地で売り出された土地を購入し、広い庭を囲むような住宅を設計した。リビングに薪ストーブを設置、庭には薪置き場もしつらえている。畑で育てた野菜を採って、そのまま料理に利用するという楽しみもできるし、庭でお花を育てることもできる。僕はこの家の設計をするときに京都の大原で暮らすベニシアさんの暮らしをイメージしていたのだけれど、奥様がそんな豊かな暮らしを描き出してくれていることだろうと思う。
蓮田市のOさんの暮らしも、丁寧に創り上げるお手伝いをしていけたらと思うのである。