文京区の母屋
文京区の静かな住宅地に、親世代から受け継いだ敷地を二つに分け、手前に家族のための母屋、奥に貸家を計画した。
母屋は、ますいいリビングカンパニーとコロガロウ/佐藤研吾による共同設計で、設計と施工を分けず、つくりながら考えるプロセスを重ねて生まれた住まいである。
建物は切妻屋根を基本としたごく素朴な構成とし、構造を単純化することでコストを抑えつつ、断熱や開口部、内外装といった暮らしの質に直結する部分を丁寧につくり込んだ。
強い造形操作ではなく、使われ方や施工の過程に応じて重ねられた「加算」によって、建物の輪郭や表情が形づくられている。
以下住宅特集に掲載されたコロガロウ/佐藤研吾のテキストを一部抜粋
「華美な表現ではなく、また極度に精緻で周到な構えでもなく、触感と場の質感を作り出すいくつかの表面的な設えを散在させることで、住まい手の生活がゆっくりと沁み込んでいくかような余白を確保することを意図している」住宅特集2026年1月号
| 名 称 | 文京区の母屋 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都文京区 |
| 竣 工 | 2025年11月 |
| 設 計 | コロガロウ/佐藤研吾 ますいいリビングカンパニー川口本社 |
| 施 工 | ますいいリビングカンパニー川口本社 |
| 構 造 | 木造在来2階建て |
| 屋 根 | ガルバリウム鋼板 |
| 外 壁 | ガルバリウム鋼板 |
| 開口部 | アルミ樹脂複合サッシ |
| 壁・天井 | 漆喰・EP塗装 |
| 床 | 唐松フローリング |
